2018.11.16
かゆみや肌荒れの原因にも?!『デリケートゾーンの乾燥対策』
医療脱毛とエステ脱毛の違い、痛みの強さやもともとの毛量や価格など、人によってぴったりな脱毛方法が違うことを学んだなつみ。
デリケートゾーンの脱毛を済ませているこはるに何脱毛をしたのか聞くため会う約束をしました。
前回のエピソードはこちら
⇒デリケートゾーン・アンダーヘア脱毛はどこでする? 『医療脱毛 VS エステ脱毛』
うーん、たまたま選んだエステの光脱毛が合ってたなんてラッキーだな〜。
おまたせー。あーこはる、そのワンピ可愛いね!
へへへ〜!久しぶりにまたレギンスブームだから、レギンスコーデしたくて買ったの!
いいね、似合うよー。私も重ね着好きだから、レギンス復活は嬉しいなー。
重ね着はあったかくていいんだけど、デリケートゾーンの蒸れには注意が必要だよね。
重ね着すると通気性が悪くなるもんねえ。手や顔は乾燥対策、デリケートゾーンは蒸れ対策…忙しいなあ。
いやいや、デリケートゾーンこそ乾燥対策が必要なんだよー。
ええっ!?蒸れと乾燥、どう対策したらいいの?
デリケートゾーンの乾燥対策
デリケートゾーンというと、常に湿っているイメージがあるかもしれません。しかし、粘液のある膣部分から外は季節を問わず乾燥しやすい部分なので注意が必要です。
外気に触れる顔や手などを保湿するのと同じように、デリケートゾーンの保湿はとっても大切!デリケートゾーンの皮膚はその呼び名の通り非常にデリケートなため、乾燥させてしまうのはかゆみやかぶれの原因になってしまいます。
石鹸選びと洗い方が大事!
デリケートゾーンを乾燥から守るために最も重要なのは石鹸の選び方と洗い方です。石鹸は保湿成分を含み、刺激の少ないデリケートゾーン用ソープを選ぶようにしましょう。
かゆみが気になるときなどはゴシゴシと強く洗ってしまうかもしれません。しかし、ゴシゴシ洗いは皮膚に傷をつけてしまいます。
皮膚に傷がついてしまうとなおさら乾燥がすすみやすくなるので、かゆみの原因を作り出すことになってしまいます。
皮膚に傷をつけないためには、デリケートゾーンを洗うときはスポンジやボディタオルで洗うのはやめて、指を使って丁寧に洗うのがおすすめです。
デリケートゾーンは複雑な構造をしているため、洗い残しがないようヒダとヒダの間を探りながら丁寧に優しく洗い流しましょう。
お風呂上がりには保湿が大切
美肌のためには洗顔の後は保湿が大切なのと同じように、デリケートゾーンも洗ったあとは保湿をしてあげる必要があります。
デリケートゾーンはとても乾燥しやすい場所なので、お風呂上がりにはすぐ保湿を!保湿にはデリケートゾーン用の保湿剤を使いましょう。
保湿するときには水気はしっかり拭き取らず、多少水分が残っているくらいの状態でローションやクリームを塗るのがおすすめ。水分とクリームが混ざって乳化することで肌に馴染みやすく乾燥を防ぐ効果が高まります。
毎日きちんと保湿することで、乾燥を予防できかゆみやかぶれがおこりにくくなってきます。
特別なケアとしてのオイルマッサージも効果的
毎日の保湿にプラスして、定期的にオイルマッサージをすることで乾燥予防になります。
デリケートゾーンのオイルマッサージは、デリケートゾーン用のマッサージオイルなどを使って行います。オイルを手にとり、膣の外側の大陰唇、小陰唇に優しくオイルを塗り込むようにマッサージします。
マッサージによってデリケートゾーンの血行がよくなり、オイルの保湿効果も期待できます。
蒸れを防ぐ下着選び
デリケートゾーンは乾燥がしやすいのと同時に湿度が高く、とても蒸れやすい場所でもあります。
そのため、下着は通気性がいいものを選ぶのがいいでしょう。化学繊維のショーツよりもシルクやコットンなどの天然素材のものが蒸れにくくなっています。
また、ぴったりしたスキニーパンツなどは通気性が悪く蒸れの原因にもなるので、かゆみやかぶれがあるときは避けたほうがいいでしょう。
かゆみやかぶれがひどい場合は病院へ
かゆみやかぶれは、乾燥による保湿不足だけが原因とは限りません。耐えられないほどのかゆみや、熱をもって痛いようなかぶれがあるときは婦人科を受診しましょう。
デリケートゾーンはしっかり洗うように気をつけていても、高温多湿なため細菌の温床になりやすくさまざまな病気に感染するリスクがあります。
脱毛後はとくに乾燥がしやすい
エステなどの脱毛に行く前にはアンダーヘアは自己処理をしていくことになりますが、セルフでの脱毛のあとは肌に傷ができている場合が多いため、普段よりもしっかりした保湿を心がけるようにしましょう。
デリケートゾーンの乾燥対策には、毎日丁寧に洗うこと、お風呂上がりの保湿や下着選び、蒸れ対策には服選びなどの普段のケアが必要だと学んだなつみでした。
【次回】デリケートゾーンと栄養の関係は? 「バランスの良い食事でデリケートケア」につづく★