チューリッヒ ファーマシー便りvol.3
これ、なんだかわかりますか?
チューリッヒで見つけた「リリーカップ(=月経カップ)」です。
月経カップとは、生理の時に腟内に装着して、経血を貯めるシリコン製(あるいはゴム製)の
小さなカップのこと。
タンポンのように奥まで入れるのではなく、腟の入り口に着けて、
経血の受け皿のように使用します。
欧米では、50年以上前から当たり前に使われているのだそうですが、
ナプキンが主流の日本では見かけませんよね。
と、思っていたら、最近日本でも布ナプキンに次いで、
ひそかなブームになりつつあるとか!?
検索すると、「ディーバカップ」とか「ムーンカップ」といった名前のものが
輸入されていて、通販サイトで購入できるようです。
注目されている点は、まず最大12時間取り換えの必要がないこと!
漏れを気にしなくていいって魅力的ですね。
そして、お財布と環境にやさしい!
ひとりの女性が一生に使用するナプキンやタンポンの数は、1万数千個にもなるんだそう。
それを考えると、繰り返し使える月経カップはとってもエコ。
反面、慣れるまで装着に時間がかかるとか、取り外しの際に洗浄できる
トイレ環境が必要だとか、賛否両論あるようです。
さて、この月経カップ、日本でも定着するのでしょうか?
使ったことのある人、ぜひ感想聞かせてください(私はまだ勇気がなくて・・・)。