2018.10.24
カミソリ?除毛クリーム?『肌にやさしいデリケートゾーンのセルフ除毛』
ワキガになる原因は生まれつきであることや、ワキガのケア方法などについて学んだなつみ。エステティシャンのれいこと、今度は脱毛の話になりました。
前回のエピソードはこちら
⇒自分の脇のニオイが気になったら『ワキの汗腺、ワキガのことをもっと知ろう』
ワキガは、自分じゃどうしようもないのかと思ってたけど、食べ物や清潔に気をつけることで改善できるんだね。
そもそもニオイは誰にもあるものだから、気にしすぎるのもよくないしね。
気にしてないのは大問題だけど…。
気にしてるかって言えば、なつみはデリケートゾーンの脱毛はどうしてるの?
ふふふ!脱毛サロンに通い始めたよ!
おー!やったね!行く前の自己処理はどうしてるの?
サロンでおすすめしてもらった電気シェーバーを使ってるよ〜。
満点!なつみは素直でいい子だね〜。
えっどういうこと??
人から教わったことをそれぞれすぐ実践してるからさ。デリケートゾーンの脱毛って色々な方法があるし、人に見せるのが恥ずかしいとか、時間がなくてサロンに行かないで全部自分で処理する人も多いんだよね。
そっか〜でも、わかるかも。
脱毛に比べるとケアの頻度が増えるのが面倒かもしれないけど、それが気にならなければ、お金もあまりかからなかったりとメリットがあるしね。
そうだよね。でも、自己処理ってどういう方法があるんだろう?
デリケートゾーンのセルフ脱毛
デリケートゾーンのケアの上で、アンダーヘアのお手入れは避けられません。
毛量が多いと下着や水着からのはみ出しはもちろん、蒸れやすいだけではなく、雑菌が繁殖しやすくニオイの原因にもなってしまいます。
エステや脱毛サロンに通うことができない場合にも、自宅でセルフ脱毛をするためのさまざまな方法があります。
デリケートゾーンの場合はとくに肌が弱いので、セルフ脱毛の方法やケアには他のパーツよりも注意が必要です。
カミソリ、毛抜きでの脱毛
セルフ脱毛といえば、真っ先に思い浮かぶのがカミソリでの脱毛ではないでしょうか。
カミソリや毛抜きでの脱毛の一番のメリットは、手軽に行えることです。
しかし、デリケートゾーンは肌が弱いのに対して、アンダーヘアの毛質はしっかりしているので、カミソリでの自己処理は肌に負担がかかりやすい方法でもあるので注意が必要です。
なぜなら、デリケートゾーンは湿度が高く雑菌の溜まりやすい場所なので、カミソリで肌の表面に傷をつけてしまうと、治るのにも時間がかかりやすく、結果的に黒ずみの原因にもなってしまうことがあるからです。
もしカミソリで処理をする場合には、衛生面に気を付けてなるべく新しいカミソリを使ったり、必ず処理をする前に肌を蒸すことを心がけたりと、できる限り肌にやさしく処理するための工夫をしましょう。
カミソリでの脱毛以上に肌に負担がかかるのは、毛抜きでの脱毛です。
デリケートゾーンは、一本一本毛抜きで対応するのは難しい部位でもありますが、毛抜きで抜いてしまうと、肌へのダメージはもちろん、埋もれ毛や色素沈着の原因になることも考えられますので、毛抜きでの処理は避けた方がよいでしょう。
剃る場合は電気シェーバーがおすすめ
毛を剃るのであれば、肌に負担をかけにくい電気シェーバーがおすすめです。
肌に直接刃を当てるカミソリと違って、電気シェーバーは皮膚の表面に直接は先が触れることなく生えている毛だけをカットできるため、デリケートゾーンの肌表面に傷をつけることがありません。
そのため、肌トラブルによる傷や黒ずみにも配慮できます。
脱毛クリームでの除毛
カミソリや毛抜きのほかにも脱毛の方法として、脱毛クリームでの除毛があります。大きなメリットは、カミソリやシェーバーでの処理のあとのチクチク感や剃り残しがないことです。
脱毛クリームにはタンパク質を溶かす成分が含まれており、その成分が毛を溶かしてくれます。しかし、肌が弱い、成分が肌に合わない場合はクリームが肌を刺激してしまい、かゆみが出たりヒリヒリする場合があります。
実際に脱毛を行う前は二の腕などの皮膚の柔らかい場所で必ずパッチテストを行いましょう。
また、クリームは独特のニオイがあります。
パッチテストで問題がなく、いざデリケートゾーンの脱毛を行う際には、粘膜部分にクリームがつかないよう注意してくださいね。
他にもあるセルフ脱毛の方法
デリケートゾーンの脱毛といえばブラジリアンワックスでの脱毛は有名ですね。
脱毛ワックスを肌に塗り、脱毛シートを貼って一気に剥がすことで脱毛する方法です。手軽で、脱毛がしやすいというメリットがあります。
しかし、剥がす時に相応の痛みがあること、肌の表層が剥がれてしまって肌荒れがおこる場合もあります。
また、毛を抜くことになるので、その後の保湿などのアフターケアを怠ると、皮膚の中で毛が伸びてしまう埋没毛になることもあるので注意しましょう。
ブラジリアンワックスには専用サロンもあります。永久脱毛ではないので、デリケートゾーンの毛を完全になくしたくない、という方にも人気があります。
他の脱毛方法としては、家庭用の脱毛器でセルフ脱毛があります。
サロンで施術を受けるよりも費用が安く、自宅で手軽に永久脱毛を進められる上に、サロンに合わせて予定を組む必要がないというメリットがあります。
しかし、やはりサロンで使う専用機よりも光やレーザーの出力が弱く、完全に脱毛を完了させるには時間がかかります。
また、専門のスタッフが行う脱毛と違って、使い方を間違えると火傷や肌トラブルの原因になる場合もあります。
脱毛後はケアが大切
このように、さまざまなセルフ脱毛の方法がありますが、いずれの場合も脱毛後のセルフケアがとても大事です。
ケアの手順としては、脱毛した部分が赤くなっていたり、火照っている場合には、まずはクールダウンさせてあげてください。
冷やしたタオルや、タオルを巻いた保湿剤などを当てて、冷やしすぎないように気をつけてクールダウンさせます。
赤みや火照りがない場合には、デリケートゾーン用のクリームを用意しておいて、すぐ保湿をするようにしましょう。
保湿後は、肌に優しい素材のゆったりした下着を身につけて、締め付けない通気性のいいボトムで過ごすのがおすすめです。
どの脱毛方法もメリットやデメリットがあります。
肌質や予算、痛みへの強さや手先の器用さなどもよく考えて、自分に合った脱毛方法が見つかるといいですね。