2019.11.25
秋冬こそ乾燥肌に要注意!『スキンケアとデリケートゾーンケア』
気温や湿度が低下する秋冬は、お肌やデリケートゾーンの乾燥も気になり始める時期。
今回はスキンケア・デリケートゾーンケアについてお姉ちゃんに相談するようです。
前回のエピソードはこちら
⇒なにがポイント?『デリケートゾーンの黒ずみとソープの選び方』
ん~、ちょっと肌がカサカサするなぁ。
あらなつみ、乾燥肌?ちゃんとケアしなきゃね。
あっ、かくと余計悪化するからかいちゃだめよ。
うっ、最近ちょっと忙しくてちゃんとケアできてなかったかも…
最近どんどん空気が乾燥してきてるからね。
肌のバリア機能が低下してるんじゃない?
肌のバリア機能って?
えっとね、肌の表面にある角質層には、乾燥や刺激から肌を守ったり、肌のうるおいを保つ働きがあるの。
いろんな原因があるんだけど、秋から冬にかけて肌のバリア機能は低下しがちだから、気を付けなきゃね。
なるほどねぇ。どういう対策をしたらいいの?
そうね。それじゃあ後で教えてあげる。
肌のバリア機能の低下する原因は?
肌のバリア機能が低下すると乾燥肌など肌トラブルを引き起こしやすくなります。
バリア機能が低下する原因とその対策についてご紹介します。
気温と湿度の低下
気温が下がり、湿度も低下して空気が乾く秋冬は特に、皮膚から水分が失われやすく、また、皮脂の分泌量も低下するため、肌のバリア機能が低下しやすい時期です。
またカラダが冷え血行が悪くなると、皮膚の健康維持に必要な栄養や水分が届きづらくなることも肌の機能が低下する要因となる場合があります。
気温と湿度の低下への対策
まずは毎日の保湿ケアをしっかりとおこないましょう。洗顔後やお風呂上りはできるだけ早く保湿してあげることが大切です。
保湿ケアは水分だけでなく油分も補うことが重要なので化粧水だけでなく、乳液やクリームなどを使いケアをすることが大切です。
また、室内でも暖房などで空気が乾燥しやすいため、加湿器などで適切な湿度を保つことも大切です。
冷えに対しては、ぬるめのお風呂にゆっくりとつかるなどカラダを温めてあげましょう。
40℃を超える熱すぎるお風呂は肌に必要な皮脂までとってしまうため、逆に乾燥につながってしまうおそれがあります。
また、カラダを冷やす冷たい飲み物などを避け、十分な水分補給をおこなうことも大切です。
「洗いすぎ」など肌への刺激
肌を洗う際、ごしごしとこすりすぎたり、肌の状態に対し洗浄力が強すぎたりするものを使用したりすると、肌への刺激になり、バリア機能の低下につながります。
肌への刺激対策
熱いお湯を使わず、柔らかい泡でなでるように優しく洗い、洗い残しのないようしっかりと流しましょう。
バリア機能が低下している肌は刺激を受けやすいため、敏感肌向けの商品のような、洗浄力が穏やかな肌に優しいものを使うのもおすすめです。
また、自分の肌にあったケア用品を使いましょう。
紫外線によるダメージ
紫外線により角質層がダメージを受け、肌のバリア機能が低下してしまいます。
また、バリア機能が低下している状態だと、より紫外線のダメージを受けやすくなるため、一年中油断せずに紫外線ケアを行うことが大切です。
紫外線対策
秋冬も日焼け止めでのケアは行った方がよいですが、日常生活ではそれほどSPFやPAの値が大きくないものでよいでしょう。
秋冬は乾燥しやすいため、保湿成分を含んだものもおすすめです。
また、秋冬は太陽の角度の影響で、日差しが顔に当たりやすいため、サングラスなどの日焼け対策もおすすめです。
ターンオーバー(新陳代謝)の乱れ
一定のサイクルで皮膚が新しく生まれ変わり、バリア機能が保たれていますが、このサイクルが乱れるとバリア機能が低下し、乾燥肌の原因になります。
ターンオーバーが乱れる原因として、ストレスや寝不足、食生活の偏りなどの生活習慣、紫外線や乾燥などの肌へのダメージなどが挙げられます。
ターンオーバーの乱れへの対策
ターンオーバーのサイクルを整えるために、生活習慣の見直しを行いましょう。
- 睡眠の質を上げる
- 就寝前に血糖値が上がらないように食事を控える、就寝1時間前にはお風呂も済ませ、なるべくスマホやテレビも控えリラックスするとよいでしょう。
- 適度な運動をとる
- 運動不足になると代謝や血行が悪くなり、ターンオーバーが乱れやすくなるため、適度な運動をするようにしましょう。
まずは自宅で簡単にできるストレッチなどがおすすめです。 - 必要な栄養素をとる
- 皮膚や粘膜の潤いを維持するビタミンA、ターンオーバーを正常に保つ働きがあるビタミンB群などのビタミンや、適度な脂質をとることも大切です。
秋冬のデリケートゾーンは乾燥・ムレ両方に注意!
秋冬のデリケートゾーンも、冷えで血流が悪くなるなど乾燥しがちです。
他の肌をケアするように、デリケートゾーンも乾燥対策が必要です。
デリケートゾーンの乾燥対策はこちらの記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
⇒かゆみや肌荒れの原因にも?!『デリケートゾーンの乾燥対策』
また、ストッキングの着用や厚着をする機会も増え、暖房の効いた部屋では逆にムレてしまうこともあります。
下着やボトムは通気性のよいものを選ぶようにしたり、服で体温調整ができるように工夫しましょう。
こちらの記事でもご紹介しております。
乾燥肌が気になる時期の肌トラブルの原因や対策を学んだなつみでした。