2021.9.13
暑さをチャンスに!シェイプアップとデリケートゾーンケア!
夏になり、スタイルをよく見せたいと考えているなつみ。ダイエットにチャレンジしようと思っていますが、暑さや忙しさなど、なかなか実行に移せない様子。
★前回のエピソードはこちら★
ダイエットはしたいと思ってるんだけど、こう暑いと、ランニングとかはあまりしたくないなぁ…
気持ちはわかるけど、ちゃんと汗を流すと運動している実感がわくから、継続するモチベーションにもなるわよ。それに、終わった後のスッキリする感じも気持ちいいよ。
たしかにそうだよね。運動はなかなかできてないし…
そういえば、ちょっと聞いたことあるんだけど、夏の暑さで汗をかいてもダイエット効果としてはそれほど大きくないんでしょう?
私もそれは聞いたことあるなぁ。実際のところはどうなんだろうね。
ちょっと調べてみようか。
そうだね。夏ならではの何か、気を付けた方がいいこととか効率よくできることがあるかもしれないもんね。
◆夏の暑さは痩せるのに効果がある?ない?
結論から言うと、気温的な暑さの場合、ダイエット効果へ結びつくことはほぼありません。
暑さによって汗をかきますが、これは「体温上昇に対応するため、体内の水分を蒸発させて体温を調節する」という機能によるものです。汗をかいた分は確かに外に出ていくのですが、それに応じて水分を補給することは健康のために必須となります。そのため、結局はほとんど変わらない状態になります。
また、夏バテによる食欲不振から痩せる場合もありますが、身体の基礎代謝が下がってしまうため、一時的に痩せたとしても、その後リバウンドする可能性があります。
★基礎代謝について★
基礎代謝とは、体温を維持したり筋肉や内臓を動かしたりするのに必要な、生きるための最低限必要のエネルギーです。基礎代謝が良いと身体の機能が活発であるということになり、使うエネルギー量も多くなります。逆に、基礎代謝が悪いと、エネルギーの消費が少なく、身体機能のトラブル(肌荒れ・冷え性・低血圧など)を招くことがあります。
◆夏太りにご注意!
夏は冬に比べて基礎代謝が低下しやすい時期なので、ダイエットどころか、「夏太り」をする可能性があります。
冬は寒いため、身体が体温を保とうとエネルギーを消費することとなりため、基礎代謝が上がります。逆に、夏は体温維持のためのエネルギー消費が少なくなるため、冬と比べると基礎代謝が下がってしまうのです。
夏に女性が意識すべきポイントは、この3点です。
1.基礎代謝量をアップさせるルーティンを身に着ける
2.代謝アップのための基礎トレーニングを行う
3.体を清潔に保つ
それでは、順番にチェックしていきましょう。
1.基礎代謝量をアップさせるルーティンを身に着ける
1.起床後のストレッチをする
2.起床後の水分補給をする
3.よく噛んで食事する
4.温かい食べ物を増やす
5.日常で行える運動を増やす
6.シャワーよりも湯舟に浸かる
7.夏に失いがちな栄養素を摂取する
まずはこれらの項目を意識して、日常生活を過ごすようにしてみると、身体は徐々に変化していき、基礎代謝量がアップしていきます。
5の「日常で行える運動」は、例えばエスカレーター移動を階段移動にする、電車では座らずに立つ、一駅分は歩く、といった内容で十分OKです。
8.7の「夏に失いがちな栄養素を摂取する」について。汗をかくことで、水分・ビタミン(特にビタミンB群)・ミネラル・タンパク質が不足がちになるので、きのこ類・海藻類・豚肉・卵・納豆などを摂ると良いでしょう。
2.代謝アップのための基礎トレーニングを行う
基礎トレーニングを行う、といっても「引き締め」よりも「太りにくい身体にするための準備」が主な目的となります。
1.プランク
腕立て伏せのポーズを肘で立つようにして、そのままの姿勢をキープするトレーニング方法です。
1.うつぶせになる
2.両ひじを床につけて、身体を前腕とつま先で支える
3.(両脚の幅は肩幅を超えないように注意)
4.腹筋に力を入れて、頭からかかとまでまっすぐに保つ
5.息を止めないように意識しつつ、30~60秒キープする
6.3セット繰り返す
2.ヒップリフト
仰向けになった状態から、腰を持ち上げたり、下げたりするトレーニング方法です。
1.仰向けに寝て、膝を90度に立てる
2.肩・腰・膝が一直線になるように、床から腰を持ち上げる
3.持ち上げた腰を下げる
4.20回を1セットとして、3セット繰り返す
3.体を清潔に保つ
先ほど述べたように、シャワーよりもしっかりお風呂に入ることや、汗の処理をこまめに行うことが大切です。
特に、暑い季節はデリケートゾーンの蒸れ対策をしっかり行い、清潔にしておくことを意識しましょう。そのためには、自分に合った下着を見直すことや、生理用品の準備、石鹸やクリームなどのケア用品の準備、といったことが必要です。
近年では、ナプキンやタンポンに次ぐ生理用品として、月経カップの使用も増えてきました。シリコン製で、膣内に挿入することで経血を受け止めることができ、着脱も簡単に行えることから人気が上昇しているグッズです。
カップから漏れるのが心配な場合は、布ナプキンと併用して使うことで、快適に過ごすことができるようになります。
★関連する過去記事はこちら★
そっか。夏が暑いからって、それだけで痩せるわけじゃないんだね。
そうみたいね。やっぱり何の努力もなしに綺麗になるっていうのは難しいってことかしら。でも、これを知れただけでも、他の人より一歩リードしてるんじゃない?
うん。そういう考えで前向きに考えていくことにするよ!
やっぱり身体も綺麗でいたいし、デリケートゾーンも快適に過ごせる夏にしたいし。
そこは私も同じかな。お姉ちゃんも負けてられないわ!
気候的な暑さだけではダイエット効果がないことを知ったなつみ。
太りにくい健康的な体づくりと、夏の間のデリケートゾーンケアについて学び、この夏を乗り切る準備はOKみたいですね!