2022.3.22
冬太り解消!どこでもできる骨盤底筋トレーニング
新年からついつい食べ過ぎてしまっていたなつみ。
もうすぐ春なので冬太り解消のためにダイエットをはじめたい…でも運動は苦手!
しかし痩せたい思いはあるようで、今日もかおりに相談中…
★前回のエピソードはこちら★
お姉ちゃん、最近下腹にお肉ついてきちゃったかも…。
お尻もなんだかふっくらしてる。年始より太っちゃった~
今年の冬は一段と食べる量が多かったものね。
体を動かすのは億劫だと思うけど、最近は暖かくなってきているし、
ランニングやウォーキングしておいでよ!
運動は苦手で続かないもん!
お家で簡単にできるダイエット法知らない?
楽して簡単に痩せることはできないけど、おすすめのトレーニング方法はあるよ。
なになに?教えて!
◆そもそも冬太りの原因とは
基本的に、摂取カロリー量が消費カロリー量よりも多ければ太ってしまいます。
この理論は季節によって変わることはないですが、
冬が太りやすくなってしまう理由は以下の原因が考えられます。
①冷えによって身体を思うように動かせなくなることで、消費カロリー量が低下するため
気温が低くなると、身体は体温が低くなることを防ぐために、筋肉を通して体内で熱を作り出します。しかし、それにより、身体が思うように動かしにくくなってしまいます。
そのため、冷えによって身体(筋肉)が硬くなり、普段通りの動きがしづらくなってしまい、消費カロリー量の低下につながってしまうのです。
②寒さを凌ぐため室内にいることが増え、運動不足となり消費カロリーが低下するため
冬は、寒さを凌ぐために室内で過ごす時間が増えます。そのため、運動不足になってしまいます。
室内では動く範囲が限られるうえに、歩行や階段の上り下りなどの動作も少なくなってしまいます。
③イベントが多く、摂取カロリー量が増加するため
冬はさまざまなイベントが行われる季節ですので、ついつい暴飲暴食をしてしまい、摂取カロリー量が大幅に増えてしまうことがあります。
そんなときに簡単にできるのが骨盤底筋トレーニングです!
大きな体重変化はありませんが、引き締め効果が期待できます。
■骨盤底筋とは?
『骨盤底筋』群とは骨盤の底に位置する筋肉のことです。
複数の膜のような筋肉で、ハンモックのように骨盤内にある膀胱、子宮、直腸などの臓器を支え正しい位置に保ってくれます。
骨盤底筋はその周囲にある内転筋(太ももの内側にある筋肉)、腹横筋(腹巻のようにお腹を巻く筋肉)、殿筋(お尻の筋肉)と連動して動く筋肉です。
骨盤底筋が弱るとこれらの筋肉も弱り、姿勢が悪くなり、お尻も垂れてきます。
しかし、トレーニングを行うことで、骨盤底筋を鍛えて内転筋・腹横筋・殿筋を強くすることで筋肉が引き締まり、姿勢が良くなりヒップアップ効果が期待されます、
さらに、お腹や脚の筋肉も連動して鍛えられ、シェイプアップに効果的です。
また、血液やリンパの流れが良くなり、女性ホルモンのバランスが整います。女性特有の悩みである生理不順やPMSなどの改善にもつながります。
それではトレーニング方法を見ていきましょう。
■トレーニング方法のご紹介
このトレーニングは寝ながら・座りながら・立ちながら行うことが可能です!
①寝ながら行う骨盤底筋トレーニング
仰向けになり両ひざを曲げ、足を肩幅に開きます。
肛門・尿道・膣周辺を締めるように力を入れ、5秒キープします。
力をゆるめて5秒リラックスします。
再び力を入れて5秒キープ。陰部を締める→ゆるめるを10分間繰り返します。
②床に座って行う骨盤底筋トレーニング
壁にもたれかかるように座り、両ひざを曲げて足を軽く開く。
骨盤底筋が動いているか確認するために、肛門周辺の足の付け根に手を当てます。
肛門・尿道・膣周辺に5秒力を入れ、ゆるめるを10分間繰り返します。
③椅子に座ったまま骨盤底筋トレーニング
椅子に座って、足を肩幅くらいに開きます。背すじを伸ばして、顔は正面に。
からだの力を抜いて、おへその下に意識を集め、そのまま骨盤底筋に力を入れて5秒間締めます。
これを20回くり返します。
なるほど…ぽっこりお腹予防になるし、どんな場所でも簡単にできるね!
お尻をきゅっとするだけでトレーニングになるなんて、すごく簡単で面倒くさがりの私にぴったり!
そうだね。シェイプアップ以外にもたくさんメリットがあることがわかったね。
なつみはたしか冷え性だよね。冷え性の改善もできるから、一石二鳥だね!
今から夕ご飯を作るから、キッチンに立っている間、早速やってみるよ!
ふふふ。効果があったら教えてね。
運動以外で体を引き締める方法を学んだなつみ。
日々継続してトレーニングを行うことで、しっかり締まる体を手に入れようと意気込むのでした。