最も気になるお悩みは?

ちょっとした不調や違和感を感じても
ひとには相談しづらいことも。
自分の大切な身体のことだから
デリケートゾーンについて
きちんと知っておきましょう。
デリケートゾーンにも、ワキと同じアポクリン汗腺があり、皮脂腺も多く分布しているため、たんぱく質や脂質を多く分泌しています。
これらをしっかり洗浄しないと、においだけでなくトラブルが増える原因となります。
デリケートゾーンでは、子宮や腟からの分泌物(おりもの)や、アンモニア、生理時の経血など、さまざまな分泌物がでており、これらはたんぱく質系の汚れです。
たんぱく質系の汚れは、毎日お風呂に入っている人でも、水だけでは落ちにくいので、においの原因になることもあります。
デリケートゾーンは、女性のカラダの中でも一番と言っていいほど、弱く敏感な部分です。
角質が薄い部分なので、少しの刺激で肌荒れがおこってしまうこともあり、肌のコンディションがホルモンバランスの影響を受けやすい場所でもあります。そのため、摩擦や、脱毛後に乾燥することが原因で黒ずみにつながることがあります。
「おりもの」とは、子宮内膜、子宮頸管、腟、バルトリン腺や皮脂腺からの分泌液の集合体のこと。大きく分けて、以下の2つの重要な働きを持っています。
細菌が腟内に入り込むのを防ぐ働きや、老廃物を外に出す働きがあります。
排卵期はおりものの量が増加し、精子がスムーズに子宮内に到達して卵子と受精できるように手助けをします。
おりものも生理周期や年齢によって量や状態は変わってきます。
日常的に観察し、自分が健康な時のおりものの状態を知っておいて、健康のバロメーターとすることも大切です。
上記の表は、あくまで一般的な目安です。おりものは、とても個人差が大きいものです。少しでも違和感を感じたり、気にかかることがあれば、早めに医師の診断を受けるなどしましょう。
デリケートゾーンの皮膚は弱酸性。
薄く、乾燥しやすい部分です。
一般的な石鹸やボディソープはアルカリ性~中性で洗浄力も強過ぎるため、肌荒れの原因になることがあります。
ボディタオルやブラシなどを使って強い摩擦で洗うと、炎症や黒ずみ・色素沈着といった肌トラブルの原因となることがあります。
力を加えず、肌への負担を最小限に洗うことが大切です。
アンダーヘアのケアは清潔に保つためには大切ですが、自己処理でのカミソリやワックス脱毛は注意が必要です。
皮膚を傷つけてしまい、肌トラブルが生じやすくなります。
自分でケアする場合は電気シェーバーなどがおすすめです。