ホーム > 知ってる?デリケートゾーンのこと

おりものの量 | ホルモンの変化 | |
10代 | 初潮を迎える頃になると少しずつ分泌される | 卵胞ホルモンという女性ホルモンの分泌が始まる |
20代 | 多い | ホルモンの働きや卵巣機能が充実 |
妊娠期 | 多い(体内に細菌を入れないよう胎児を守るため) | 妊娠すると黄体ホルモンが働き続け、子宮内膜の状態を維持。腟内が酸性になる |
30代 | 多い | 女性としての機能が成熟し、女性ホルモンの分泌が増加 |
40代 | 徐々に少なくなる | 卵巣機能が徐々に衰え、卵胞ホルモンや黄体ホルモンなどの分泌が低下 |
閉経期 | ほとんどなくなる | 閉経後は女性ホルモンも変化しない |
おりものの状態 | おりものの役割 | |
月経 | ||
卵胞期 | 前半はもっとも量がすくない時期で、サラサラと粘り気のない状態 | |
排卵期 | 水っぽい状態で量が多い | 精子がスムーズに子宮内に到達し、卵子と受精するよう手助けする |
黄体期 | ドロっとして粘性のある白濁した状態に。量は少なくなる | 老廃物の排出を助けたり、細菌が子宮や腟内に入らないようにして、受精卵の着床をサポート |
月経前 | 再び量が増えて月経へと向かう |
おりものは、とても個人差が大きいものです。上記の表はあくまで一般的な目安です。日常的に観察し、自分が健康な時のおりものの状態を知っておいて、健康のバロメーターとすることも大切です。そこからはずれた場合や気にかかることがあれば、早めに医師の診断を受けるなどしましょう。