2018.12.25
誤解してたかも…『デリケートゾーン 洗い方NG集』
いろいろなデリケートゾーンのケアグッズがあって、必要に応じて使い分ければいいということを学んだなつみ。
れいこと別れたあと、デリケートゾーンのケアグッズのコーナーを改めて見にいくことにしました。
前回のエピソードはこちら
⇒石鹸? ウェットシート?『デリケートゾーン用ケアアイテム比較』
そっかー。デリケートゾーン用のウェットシートも、毎回使った方がいいってわけでもないんだな〜…。
あっ!なつみ〜。
わーこはるだ〜!偶然〜買い物?何買いに来たの〜??
そうそう。デリケートゾーン用のソープと保湿クリームが残り少なくなってたから買いに来たの。
こはるは自分に合ったデリケートゾーンのケア用品は使い分けられてそうだなあ。。
なに?なつみ何か言った?
あっいや、ね!デリケートゾーンのケアってさ、あんまり人と話したりしないから、実は使い方だったり、やり方とかが間違ってたりしそうだな〜って思って。
あーそうだね。私も昔デリケートゾーンの洗い方をよくわかってなくてトラブルになったことがあるよ。
えっ?こはるでも!?
みんな最初からなんでも知ってるわけじゃないからね。
失敗して学んでいくんだねえ…。
なつみも、間違ってないかときどき確認した方がいいかもね?
えっ私はちゃんと洗えてるよ!
ほんとに〜??
デリケートゾーンの間違った洗い方
デリケートゾーンのお手入れの方法について、日本ではなかなか正しく教えてもらう機会がありません。女性同士でデリケートゾーンについて話す機会も少ないため、自己流だったり、間違った洗い方でなんとなく過ごしてきてしまっている人も少なくないでしょう。
デリケートゾーンの間違った洗い方について、改めて確認してみましょう。
タオルやスポンジでデリケートゾーンを洗っている
お風呂に入ったときに体と一緒にボディタオルやスポンジでゴシゴシ洗ってしまっている方もいるかもしれません。
しかし、それではデリケートゾーンの粘膜部分などに傷がついてしまう可能性があります。
また、女性の性器を含むデリケートゾーンは、とても複雑な形状をしているため、スポンジなどでは汚れを落とし切ることができません。
デリケートゾーンに溜まる汚れや垢を恥垢と呼びますが、恥垢を落として綺麗にしようとするあまりにゴシゴシこすってしまうと傷の元になってしまいます。
ひだになっている部分を手で広げながら指の腹を使って、優しく洗うようにしましょう。
デリケートゾーンだけではなく膣の中まで洗っている
デリケートゾーンを清潔に保とうとするあまり、膣のなかまで洗おうとしていませんか?
膣には自浄作用のある常在菌が住んでいるため、石鹸などで洗い流してしまうと、かえってばい菌が繁殖しやすくなってしまいます。
また、膣の中はさらに繊細で傷がつきやすいため、無理して洗う必要はありません。
膣の中を洗いたいと感じるほど痒みや違和感があるときは、なにかトラブルの可能性があるため、婦人科を受診してみるのがいいでしょう。
ボディ用と同じ石鹸で洗っている
デリケートゾーンは、弱酸性に保たれていることはご存知でしょうか。
それに対して、多くのボディ用のソープはアルカリ性です。弱酸性のデリケートゾーンを、アルカリ性の石鹸でデリケートゾーンを洗ってしまうと、刺激が強すぎて膣の自浄作用を邪魔してしまう可能性があります。
デリケートゾーンは皮膚と粘膜の中間になる非常に弱い部分もあるため、洗浄力がおだやかなデリケートゾーン用ソープを使うようにしましょう。
熱いお湯で流している
デリケートゾーンは、その名前の通りとてもデリケートな場所です。そのため強い刺激はNGです。刺激によってメラニン色素が増えて黒ずみの原因になってしまうこともあります。
デリケートゾーンを洗ったあとは、熱いお湯でざっと流すのではなく、ぬるま湯でやさしく洗い流してあげましょう。
デリケートゾーンは正しく洗いましょう
とても繊細なデリケートゾーン。
扱い方の基本は「刺激を与えないこと」です。刺激の少ないデリケートゾーン用ソープを使って指の腹で優しく洗い、ぬるま湯ですすぐよう心がけましょう。
デリケートゾーンへの強い刺激は、デリケートゾーンの肌荒れ、黒ずみ、ニオイの元になります。
デリケートゾーンの間違った洗い方とその理由について学ぶことで、デリケートゾーンとの関わり方を考えられたなつみでした。