2025.03.25
ケア方法
お悩み
気軽に婦人科へ!女性のための『かかりつけ医』

「婦人科は行きづらい」「内診が恥ずかしい」、そんな風に思っている女性は多いのではないでしょうか?

ささいなトラブルだからと我慢し、自己流でデリケートゾーンのケアをするのはNG。

症状が悪化してしまうこともあります。

婦人科は、あなたの心と体の健康をサポートしてくれる強い味方です。

デリケートゾーンのトラブルや妊娠や出産など女性特有の様々な悩みに寄り添い、適切なアドバイスや治療を提供してくれます。

また、定期的に通院することで、子宮頚がんや子宮筋腫などの病気が早く見つかることも。 気軽に頼れる、自分に合った婦人科の『かかりつけ医』を選びましょう。

小さなトラブルでもOK!デリケートゾーンの悩みは婦人科へ

婦人科は、デリケートゾーンに関する女性特有の病気や悩みも診てくれます。

ちょっとしたかゆみやかぶれ、ささいな生理不順はもちろん、妊娠や出産、更年期など女性のライフステージに合わせた様々な相談に応じてくれます。

【婦人科で相談できることの一例】

●生理痛やPMS、かゆみやかぶれなどデリケートゾーンで起きる様々なトラブル

●生理日の移動や妊娠・出産などライフステージの相談

●子宮頸がんや子宮筋腫など女性特有の病気を発見するための婦人科検診

特に女性特有の病気である子宮頸がんは定期的な検診で発見されることがほとんどです。

あらかじめ婦人科のかかりつけを決めておくと気軽に通うことができます。

早めに探しておくとよいでしょう。

初めての婦人科、まずどうしたらいい?

まずは、自分の身体の状態を把握します。

生理周期を把握し、基礎体温をつけて排卵やホルモンバランスの変化などを知りましょう。

診察は、「問診⇒内診⇒診断」の順で行われます。

問診時、自分が抱えている症状や相談したいことを医師に伝え、その結果で内診するかどうか医師が判断します。

内診に進んだ場合、怖がらず医師の指示に従いましょう。

膣や子宮、卵巣の状態を調べるため、軽い出血を伴うこともあります。

デリケートゾーン用のウエットシートもおすすめです。

問診と内診の結果を医師が診断をするため、常服薬があればきちんと伝えましょう。

悩みがあれば、気軽に相談してみることで心の安心にも繋がります。

どうやって探す?自分にあった婦人科を見つける3つのポイント

たくさんある病院から自分に合った婦人科を探すのはとても大変です。

ここでは探すときのポイントを3つご紹介します。

1. 口コミや周りの意見を聞いてみるのも良いでしょう

インターネットやSNSなどから、気になる婦人科の口コミや評判をチェックしてみましょう。

実際に通院したときの感想やクリニック内の雰囲気がわかります。

また他の科でかかりつけのクリニックがある場合、主治医に婦人科の紹介をしてもらうのもおすすめです。

医師ならではの視点で紹介してくれるでしょう。

2. 専門分野を事前にチェック

生理痛や感染症など様々なトラブルが起きやすいデリケートゾーン。

早めの処方や治療を希望するなら、ピンポイントで特定のトラブルに特化したお医者さんに診察してもらうことがおすすめです。

婦人科医の中でも専門分野がある場合もあり、総合でみてくれるところも。

どのような病状に対応しているのかをホームページで確認しましょう。

3. ライフスタイルによりそってくれるかどうか

「生理日をコントロールしたい」、「生理痛やPMSを少しでも楽にしたい」、「薬の処方は3か月ごとがいい」などさまざまな要望があります。

患者さんの仕事や学校など、ライフスタイルに寄り添った診断や処方をしてくれる婦人科だと気軽に通いやすくなります。

女性の医師がいるかどうかにこだわる方は病院に問い合わせて見てください。

問い合わせやホームページから情報を集めて、自分のライフスタイルに合った婦人科を見つけましょう。

まとめ

ゆらぎがちな女性の身体、ささいなことでも不安を感じてしまいがちです。

きちんとポイントを押さえてから診察をすれば、婦人科のハードルは低いものです。

生理痛やPMSなどは我慢せず、気軽に婦人科で相談してみてください。

また、子宮頸がんや子宮筋腫は早期に発見すれば完治しやすい病気と言われています。

年1回程度の婦人科検診で自分の身体の状態を把握することが大切です。

いつでも相談できる自分にあった婦人科を探してみてください。