自分のデリケートゾーンのニオイが気になること、ありませんか?
普段からケアしていても、ホルモンバランスの関係や、ムレやすくなっているときなどはニオイが発生してしまいがちです。
ニオイに悩むのはよくあることで、決して恥ずかしいことではないので、まず自分でしっかりと現状をチェックしてから、どのようにケアすべきかを考えることが大切です。
いい香りのアロマオイルも、鼻が慣れたら香りがわからなくなるのと同じように、鼻が自分のニオイに慣れてしまっている可能性があります。
明らかにツンとくるニオイがするなどの場合は、病院に相談するのがおすすめです。
それほどではない場合は、普段通りのデリケートゾーンがどれくらい、どんなニオイなのかを確認してみましょう。
デリケートゾーンのニオイのセルフチェックを行う場合、生理の期間はどうしても経血の汚れでニオイが発生しやすいので、生理中は避けましょう。 また、生理の前後も、ホルモンバランスの関係でとくに異常がなくてもニオイが発生しやすいタイプの人もいます。
デリケートゾーンのニオイケア
まずはシャワーで体臭をリセット!
自分のニオイをリセットするために、一度シャワーを浴びて体臭をリセットします。
デリケートゾーンももちろん、デリケートゾーン用ソープで丁寧に洗いましょう。シャワーのあとは、洗濯したばかりの清潔な衣類を身につけてください。
その上で、ティッシュを自分のデリケートゾーンに少し当ててみます。そのティッシュのニオイを嗅いで、ニオイがするかどうか確認してみましょう。
ティッシュではわかりにくいと感じた場合は、直接指で触ってみて、その指のニオイを嗅いでみましょう。
ほとんどの人はあまりニオイを感じない
ティッシュや指のニオイをかいでみても、ほぼ無臭か、ごくわずかに体液のニオイがする程度なのが一般的です。
洗ったばかりでもすぐに明らかな異臭がする場合は、何らかのデリケートゾーントラブルを抱えている可能性が高いです。
そうではない場合はデリケートゾーン用の保湿クリームを塗り、普段どおりに生活しましょう。
どうしても自分がニオっているのではないかと不安になるなら、一日中履いた下着をお風呂上がりに顔の近くに持ってきてみましょう。
デリケートゾーンが接する部分をしっかり嗅いでみるよりも「におうか、におわないか」がわかりやすいはずです。
1日中履いた下着からかすかににおう程度なのはごく一般的なものです。
人間にはもともと体臭があるので、デリケートゾーンのニオイもその一部です。
1日で明らかに異臭がしたらトラブルを疑いましょう
しかし、1日中履いた下着から明らかに嫌なニオイがする、トイレのたびに下着を脱ぐと異臭がするような症状が生理前後の期間を除いて何週間も続く場合は、デリケートゾーンのトラブルが原因の可能性があります。その場合は婦人科を受診してみましょう。
ニオイだけではなく、オリモノシートが常に黄色く汚れてしまう、カッテージチーズのようなオリモノが付着するなどの場合も、同様に婦人科の受診を検討してみてください。
デリケートゾーンがニオイやすい体質の人もいる
耳垢が湿っていたり、両親のどちらかがワキガの方の場合は、すそワキガの可能性もあります。
すそワキガは病気というより体質的なものでもあるので、デリケートゾーン用のボディソープや保湿クリームを使ってみたり、こまめに下着を取り替えるなど、常に清潔を保つことを意識するようにしましょう。
ニオイケアのポイントは清潔&通気性!
生き物である限り、完全に体臭がないということはありえません。
しかし、大きな病気でなくともニオイが気になる場合には、デリケートゾーン用ソープで毎日丁寧に洗うこと、通気性のよい綿やシルクのショーツを身につけること。
そして、スキニーパンツのようにぴったりしたボトムは避けたり、レギンスや毛糸のパンツなどで何重にも重ね着しないように気をつけることでだいたいは気にならない程度におさまるはずです。
ニオイを気にしすぎるあまりに何度もシートで拭いたり、執拗に洗ったりすると逆にそれが刺激となりトラブルの原因にもなりかねません。
デリケートゾーンのニオイが気になる場合は、自分のデリケートゾーンのニオイチェックをしてみて、どうしても気になるならデリケートゾーン用のケアグッズを使うこと、通気性をよくすることをこころがけてくださいね